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火災保険の更新を済ませたあとに比べたら、5年で2万円違った

資産形成・節税

火災保険の更新案内が届きました。内容を確認して、そのまま手続きを済ませました。

そのあとで気づきました。他と比べていない。

この記事で分かること

  • 更新案内をそのまま受けた場合と、比べた場合で、自分の契約ではいくら違ったか
  • 火災保険を比べるとき、どこまで見ておく必要があるか
  • 安くなった代わりに、何が変わったか
  • 保険料を下げる前に、見ておいたほうがいいこと
  • 手続きを済ませたあとでも、開始前ならやり直せた自分の例
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更新案内に書かれていた金額

自宅のマンションに入居して、今年でほぼ10年になります。前の火災保険は10年一括で、63,210円でした。

今回届いた更新案内は、5年で58,200円。

期間が半分になったのに、金額はあまり変わりません。案内を見た時点では、そういうものかと思って手続きをしました。

10年前とは補償額が変わっています。だから今回比べるのは、同じ5年でそろえた今の見積もりどうしです。

カズの実感

手続きを終えてから「そういえば、他を見ていない」と気づきました。順番が逆ですね。案内が来て、金額を見て、そのまま進めてしまった。比べるという発想が、そもそも頭になかったんですよ。

見積もりを取るとき、何を確認したか

たまたま、火災保険の見直しに一括見積もりという手があると知りました。それで価格.comで見積もりを取ってみました。

そのとき確認したのは、この3つです。

  1. 建物・家財(何を補償の対象にするか)
  2. 地震保険(自分の契約では、前も今も付けていません)
  3. 免責金額(事故のときに自己負担する額)

補償額も、更新案内に近づけました。この時点では、同じような条件で比べたつもりでいました。

そのうえで出てきた見積もりを並べて、一番安いところを選んでいます。

少しだけ専門的な話

火災保険は、金額だけを並べても比べたことになりません。免責金額を高くすれば保険料は下がりますし、家財を外しても下がります。安い見積もりが出たとき、それが「同じ条件で安い」のか「守る範囲を減らして安い」のかは、金額を見ているだけでは分からないんですね。

ただ、自分は上の3つを見たつもりでいて、それだけでは足りませんでした。そのことは、後で分かります。

済ませた手続きは、やり直せるのか

見積もりを見て、切り替えたいと思いました。ただ、更新の手続きはもう終えています。

契約の開始は9月末で、まだ始まっていませんでした。始まる前なら取り消せるのか。それを保険会社のホームページのチャットサポートで聞いてみました。

返ってきたのは「申し込みを受け付けました」でした。

これで終わりかと思っていたら、後日、電話がかかってきました。更新キャンセルの手続きをウェブから受け付けた、という本人確認です。そのうえで、こう聞かれました。

ちなみに、なぜキャンセルだったんでしょう? 他に入るところがあったんでしょうか?

正直に、他で見積もりを取ったら安かったと答えました。それで手続きは進みました。

ここは自分の契約での話です。保険会社や契約の内容によって扱いは変わるはずなので、気になる方はご自分の契約先に確認してみてください。ただ、開始前なら聞いてみる価値はあるとは言えます。少なくとも自分の場合、聞かなければそのままでした。

切り替えた結果

期間保険料
更新案内のまま5年58,200円
切り替えた先5年37,811円

差は20,389円でした。

2万円も違うじゃん、と思って、前のところはやめました。

安くなった代わりに、変わったところ

この記事を書くにあたって、あらためて新旧の契約内容を並べてみました。そろえたつもりでいた部分に、違いがありました。

まず、補償の範囲は同じでした。火災・落雷・破裂・爆発、風災、水ぬれ、盗難、破損・汚損。どれも対象です。水災と地震は、前も今も付けていません。

ただ、そろっていない部分が3つありました。

前の契約今の契約
建物の保険金額900万円1,340万円
水ぬれの自己負担額0円5万円
破損・汚損の自己負担額0円〜3千円5万円

建物の保険金額は上がっています。物価が変わっているので、建て直しにかかる額も変わったということですね。

一方で、自己負担額は増えました。前の契約では、水ぬれ事故の自己負担は0円でした。今の契約では5万円です。

それから、前の契約に付いていた費用系の特約のうち、事故のときに保険金が10%上乗せされるものと、建物の電気的・機械的な故障の補償、バルコニーなどの修繕費用は、今の契約の書類には載っていません。

安くなったぶん、手放したものもあります。

5万円という自己負担について、自分がどこまで考えていたか、正直に書いておきます。最悪の場合しか見ていませんでした。大きな事故のときに払えるかどうか。それだけを見て「5万円ならいいか」と思った、という程度です。

むしろ、前の契約を使えていなかった

並べてみて、もうひとつ気づいたことがあります。

前の契約は、建物だけでなく家財も保険の対象に入っていました。そして破損・汚損の自己負担は3,000円でした。

テレビを倒した、家具を傷つけた。そういう場面で、3,000円を超える損害なら使えた可能性があります。

もっと使うところもあったんじゃないか。10年分の契約内容を今になって読んで、そう思いました。

保険料を下げることばかり考えていましたが、そもそも今の保険を使えていたのか。そこを見ていませんでした。

それでも、更新案内が届いたら、そのまま返す前に一度だけ比べる。これはやったほうがいいと思っています。

次に更新案内が来たときにやること

自分のためにも書いておきます。次に案内が届いたら、この順番でやります。

  1. 契約の開始日を見る。 まだ始まっていなければ、動ける余地があります
  2. 今の契約の条件を控える。 建物・家財と補償の範囲、地震保険の有無、事故ごとの自己負担額、付いている特約まで
  3. その条件のまま、見積もりを取る。
  4. 安い見積もりが出たら、契約前にもう一度2番と見くらべる。 自分はここをやらずに申し込みました

2番は、更新案内の書類にそのまま書いてあります。新しく調べる必要はありません。金額の欄ではなく、その周りにある条件の欄を見ればいいんですね。自分はここを飛ばして、金額だけを見ていました。

3番を、手続きを終えたあとにやりました。順番としては失敗です。ただ、終えたあとでも間に合いました。

火災保険は、契約したあと何年も触りません。だから更新案内が来たときが、実質的に唯一の見直しの機会になります。

ただ、それは裏を返すと、入っている中身を何年も知らないまま過ごすということでもあります。自分は10年そうでした。安くする前に、まず今の契約で何ができるのかを見ておく。次はそこから始めます。

今回分かったこと

  • 更新案内5年58,200円に対し、比べたら37,811円でした(差20,389円)
  • 補償の範囲は同じでした。ただし自己負担額が0円から5万円に増え、費用系の特約はいくつか外れていました
  • 金額・補償の範囲だけでなく、事故ごとの自己負担額と特約まで見て、初めて差の中身が分かります
  • 前の契約は自己負担3,000円だったので、もっと使えた場面があったかもしれません
  • 手続きを済ませたあとでも、開始前ならやり直せました(自分の契約では)

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