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机の上は片付いた。でも、足元の問題が残っていた
少し前に、長く使ったiMacから、M4のMacBook Airに乗り換えました。
外部モニター1本につなぐ構成にしたら、机の上が驚くほどスッキリして、自分でも気分が良かったんです。
ところが、片付いた机を眺めていて、ひとつだけ「ここだけ昔のままだな」と思う場所がありました。
音まわり、つまりアンプとスピーカーです。
このあたりの経緯は、前回の記事「Intel iMac 27インチを手放せなかった50代が、M4 MacBook Airで身軽になった話」にも書きました。
10年弱、サンスイの重いアンプを使っている
自分はもともと、音には少しこだわりがあります。
机の上には、やっぱりブックシェルフ型のスピーカーを置いておきたい。そういうタイプです。
以前は、Harman Kardon の「SoundSticks III」という、見た目もきれいなスピーカーを使っていました。
あのクラゲみたいな形のやつですね。机に置いて聴くにはとても良かったんですが、あるとき「もう少しグレードアップしたいな」と思ってしまった。
そこで欲が出たんです。
昔の、重くて重厚感のあるアンプが、急に欲しくなってしまった。
それで手に入れたのが、SANSUI(サンスイ)の AU-α607MOS Premium。
1991年のアンプで、重さはなんと18.8kgもあります。ヤフオクで落札しました。ずっしりした筐体に、所有欲が満たされる感じがあって、買ったときは満足していたんです。
スピーカーは、ワーフェデール(Wharfedale)。
このアンプとスピーカーの組み合わせで、もう10年近く使っています。
だましだまし、使っている
ただ、正直に書くと、いまこのアンプには問題があります。
ボリュームのつまみを回すと、ガリッとノイズが出るんです。いわゆる「ガリ」というやつですね。
一度、ヤフオクで知り合った修理業者さんに出して、直してもらったつもりでした。
でも、きちんとは直っていない。回すとやっぱりガリが出る。
自分で修理する技術はありません。
かといって、もう一度業者さんに出すかというと、「どうせまた直らないんじゃないかな」と思ってしまって、踏み切れない。
なので、いまはどうしているか。
ボリュームのつまみに触らなければ、ガリは出ないんです。だから、音量を決めたら、もう触らない。そうやって、だましだまし使っています。
我ながら、けっこう消極的な付き合い方だなと思います。
「小さくしたい」と思ったけれど
机を片付けたいなら、この大きくて重いアンプを、小さなデジタルアンプに替えるのが早い。
最近はそういう選択肢もたくさんあります。
そう思って調べ始めたんですが、ここで自分の中の「こだわり」が顔を出しました。
小型のデジタルアンプを探すと、中国メーカーの小型アンプ(いわゆる「中華アンプ」)が候補にたくさん出てきます。
ただ、自分の気持ちとしては、なかなか食指が動かない。
やっぱりアンプというと、ヤマハ、デノン、ソニー、パイオニア、マランツ。
昔から親しんできた国内のオーディオブランドに、どうしても憧れがあるんですよね。
ちなみに熱については、もう諦めています。
しっかりしたアンプなら、ある程度の発熱は当たり前。そこにはこだわりません。
こだわりたいのは、あくまでブランドのほうです。
……と言いつつ、候補は両方とも中国ブランドだった
で、ここがちょっと、自分でも笑ってしまうところなんですが。
「中国ブランドにはまだ気持ちが動かない」「国内ブランドがいい」と言っておきながら、
いま実際に候補に挙がっているのは、この2つなんです。
- S.M.S.L AO300
- LOXJIE A40
……どちらも、中国ブランドの小型デジタルアンプです。
公式の仕様を見て、自分の用途に合いそうだと思ったのが、この2機種でした。
| 機種 | サイズ(幅×高さ×奥行) | 主な入力 | 検討した理由(公式仕様ベース) |
|---|---|---|---|
| S.M.S.L AO300 | 219×42×185mm | USB・光・同軸・HDMI ARC・RCA・Bluetooth | PC直結しやすく、入力が多彩。机まわりを1台にまとめやすそう |
| LOXJIE A40 | 243×42×177mm | USB等+PHONO(レコード) | PHONO入力があり、将来レコードも扱えそうな点が気になる |
※サイズ・入力は各社の公式資料で確認(SMSL AO300公式取扱説明書/LOXJIE A40公式製品ページ・取扱説明書、2026-06-27確認)。両機とも自分はまだ購入していないので、音質・耐久性・操作性は評価できません。あくまで「公式仕様上、自分の用途に合いそうで検討中」という段階です。
なんでこの方向になるかというと、結局「使い方」なんですよね。
自分がデスクで音を出すのは、音楽をじっくり聴くというより、勉強のときに講義の音声を流すためが多い。いまは簿記の勉強もしているので、なおさらです。
そういう用途だと、
- パソコンに直接つなげて
- 小さくて
- DACも内蔵していて
- 現在の大型アンプより、消費電力や発熱を抑えやすい
こうした小型デジタルアンプが、頭で考えると合理的に見えてくる。
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※どちらもまだ購入していません。検討中の候補として、仕様を確認するためのリンクです。
憧れと、実用のあいだで止まっている
つまり自分は、いま2つの気持ちのあいだで止まっています。
ひとつは、憧れ。
重くて、ブランドにこだわった、国内のHi-Fiアンプが欲しい。サンスイを買ったのも、この気持ちでした。
もうひとつは、実用。
勉強の音を出すだけなら、小さいデジタルアンプで十分じゃないか。机も片付くし、発熱も抑えやすい。
この2つが、自分の中でずっと綱引きをしていて、決着がつかない。
だから、いまは買わない。正確には、買えないんじゃなくて、決められないんです。
それに、いまは「貯める・守る」時期でもある
もうひとつ、現実的な事情もあります。
先日、大阪に持っているワンルームマンションの、銀行からの返済予定表が届きました。
投資用ワンルームのローン金利が、契約時の1.74%から、2.09%に上がっていました。
これを見たとき、正直ちょっと焦りました。
そういうタイミングで、急いでオーディオにお金を使う気には、やっぱりなれない。
自分が「今は買わない」と決めた、3つの基準
整理すると、自分が今回「買わない」と決めたのは、こんな理由からでした。
同じように迷っている人の、参考になればと思います。
- いまのアンプは不具合があるが、音量つまみに触れなければ使える。完全に壊れたわけではない。
- 小型化したい気持ちはあるが、候補にまだ納得しきれていない。憧れ(国内ブランド)と実用(中国ブランドのデジタル)で決めきれない。
- 投資用ワンルームのローン金利が1.74%から2.09%へ上がり、今は家計を優先したい。
「今は買わない」と決められるのも、悪くない
昔の自分だったら、こういうとき、勢いでまたヤフオクを覗いて、何か買っていたと思います。
サンスイを買ったときみたいに。
でも今は、「欲しい」と「いま買う」を、いったん切り離せるようになりました。
欲しい気持ちは、ちゃんと持っておく。
ただ、買うタイミングは、自分の家計とこだわりが両方納得できたときにする。
ガリの出るサンスイは、当面このまま、つまみに触らずに使い続けます。
そして、本当に納得のいくアンプに買い替えられたら、そのときは、外見のきれいなこのサンスイを売りに出すつもりです。
机の上が片付いて、最後に残ったオーディオの問題。
答えはまだ出ていませんが、「答えを急いで出さない」という選択も、いまの自分には合っているのかなと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊
カズ


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