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自分のメモ14本をChatGPTとGeminiに読ませた。2つとも当ててきたが、3回やったら結論が変わった

AI・副業

ChatGPTに登録して、2〜3回さわって、そのままになっていませんか。

自分も、毎日使うようになるまではそんな感じでした。何に使えばいいのか分からないまま、アプリだけが画面に残っている状態です。

放置していたころに思っていたこと

今回やったのは、自分で書いたメモをまとめてAIに渡して、「自分では気づいていない共通点を見つけて」と頼んだだけです。新しい機能もアプリもいりません。ファイルを1つ渡して、指示文を貼るだけ。

ただ、1回で終わらせていたら、まったく違うことを書くところでした。

  • 何を聞けばいいのか分からない
  • 調べ物ならブラウザで足りる
  • 若い人が使うもの、という感じ
  • 会社では今さら聞けない
  • 手元のメモをAIに読ませる手順(コピペできる指示文つき)
  • 1回で判定してはいけない理由
  • AIが当てられるものと、当てられないもの
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素材 ── 壁打ちメモ14本、88,423字をAIに渡した

素材。壁打ちメモ14本、88,423字をAIに渡した

渡したのは、ブログを書くときに自分とAIで壁打ちしたメモ14本です。

記事にする前に「何が起きたか」「そのとき何を思ったか」を書き出したものです。車の修理、スピーカー、大阪のワンルーム、壊れたNASからのデータ救出、AIの比較。題材はばらばらで、共通点があるとは思っていませんでした。

本数14本
文字数88,423字
ファイルサイズ192KB
期間2026年7月〜9月

14本を1つのテキストファイルにまとめて、ChatGPTとGeminiにドラッグしました。自分が使っているのは、どちらも有料プランです。無料プランで同じことができるかは試していません。

自分が試したのは、この14本だけです。

地名は1件も出てこないと思っていた

渡す前に、住所や口座番号の形をした文字列を探しました。地名は1件も出てこなかったので、そのまま渡しています。

探し方が間違っていたんですよね。 都道府県名が前についていないと引っかからない書き方をしていました。「大阪市」も「北区」も、前に「府」が付いていないと出てこない。直して調べ直すと、市区町村名が17か所ありました。

17か所の内訳
所有している大阪の物件エリア(区名まで出すと決めている)16か所
本当に出したくなかったもの1か所

出したくなかった1か所は、行きつけの作業場の所在地でした。しかもその文は「店名・所在地は(中略)記事には書かない」という自分のメモです。「書かない」と書いた注記が、書かないはずのものを運んでいました。

初回 ── ChatGPTとGeminiが逆のことを言った

初回。ChatGPTとGeminiが逆のことを言った

同じファイル、同じ指示文で、2つのAIに聞いています。返ってきたものが、きれいに逆を向いていたんですよね。

「本人が気づいていない」として名指ししたもの
Gemini結論を出さず、未決着のまま置いていく癖
ChatGPT一度の体験を、その場限りの感想ではなく「次から迷わない仕組み」に変える力

片方は「終わらせない人」、もう片方は「終わらせる人」。同じ14本を読んで、正反対の答えが出ました。

両方に丸をつけた

両方とも当たっている気がするんですよね。未決着のまま終わらせているのもあり得るし、でも毎回、仕組み化したいっていう部分もあって。

この時点では「2つのAIを使えば、違う角度から見てもらえる」くらいに思っていました。

解釈 ── 同じ保留に、違う名前がついた

解釈。同じ保留に、違う名前がついた

2回目は、新しいチャットを開いて、まったく同じファイルと指示文を使います。

そこでChatGPTから、1回目とは違う読み方が出てきました。

メモの中では「まだ決めていない」「保留」「今はできない」「未決着」と表現されることが多いのですが、14本を横断すると、実際には単に先延ばししているわけではありません。(中略)つまり、本人は「結論を出していない」のではなく、実行する条件を決めたうえで、その条件が来るまで動かないという判断を繰り返しています。

壊れたNASは「収益が出たら直す」。所有している物件は「2031年まで売らない」。データ救出は「必要なファイルが取れた時点でやめる」。

Geminiはこれを「白黒つけずに宿題を手元に残す癖」と呼びます。ChatGPTは「条件を決めてある判断」と呼びました。同じ事実に、逆の名前がついたわけです。

出費 ── AIの理由と、自分の理由は違った

出費。AIの理由と、自分の理由は違った

ここが、今回いちばん引っかかったところです。

「条件を決めて、条件が来るまで動かない」。これは当たっています。ただ、なぜそうしているかは違いました。

壊れたNASを「収益が出たら直す」と書いたとき、自分の中にあったのは判断様式でも作家性でもありません。今は買えない、それだけでした。今すぐは買わない、直さないと決めていた。お金を貯めたかったし、条件的に買えなかったんですよね。NAS、意外と高いんです。

同じ事実(NASは収益が出たら直す)につけられた名前
Gemini書き手固有のストーリーテリングの癖(作家性)
ChatGPT一貫した判断様式
自分買えなかった

このときは、AIは行動を当てても、理由までは分からないと思いました。

ここを混ぜると危ないと感じます。AIが付けた理由づけをそのまま受け取ると、自分が思っていないことを「自分の性格」として受け入れてしまいます。

再現 ── 同じAIは同じ所へ戻ってくる

再現。同じAIは同じ所へ戻ってくる

3回ずつやると決めていました。以前、AIの処理時間を1回だけ測って「いや、7分24秒は使い物にはならないね」と判断したことがあります。測り直したら22.1秒でした。20倍の差です(16GBのMacBook AirでローカルAIを動かした話)。あれ以来、数字も判定も1回では決めないことにしています。

「本人が気づいていない可能性が高いもの」として、いちばんに挙げてきた答えはこうでした。

1回目2回目3回目
Gemini未決着のまま終わるAIの筋書きを本人が壊す未決着のまま残す
ChatGPT体験を仕組みに変える条件を決めて動かない価値が分からないものに払わない
(2位に「条件を決めて動かない」)

Geminiは1回目と3回目で同じところへ戻ってきます。ChatGPTも2回目と3回目に「条件を決めて動かない」を挙げました。同じ指摘が戻ってくることもあれば、新しい指摘も出てきます。

そのうえで、同じ回でGeminiとChatGPTが1位に挙げた答えを見比べると、3回とも別のものでした。

反証 ── 3回目で結論がひっくり返った

反証。3回目で結論がひっくり返った

2回目を終えた時点で、自分はこう書こうとしていました。「AIは行動は当てられるが、理由までは分からない」。

3回目のChatGPTが、それを覆しました。

お金を節約したいというより、価値が分からないものへ先に払うことを嫌い、その代わり自分の時間と手間を投入する。(中略)AliExpressの部品を2回試す、片道1時間のピットで半日作業する、復旧ソフトへすぐ課金せず5種類試す、Ubuntuで約12時間かける、といった行動があります。一方、愛着のあるBMWには高額修理を行い、逃せないDALIの展示品は即決しています。単純な節約志向ではありません。

行動だけを見ると「節約家」「DIY好き」に見えますが、実際には高額でも納得できるものには払っています。避けているのは支出そのものではなく、効果を自分で確認できないまま支払うことだと読めます。

これは分かります。価値があるか分からないものに、先に払うのは嫌なんですよね。 実感として、自分も同じ感覚です。

これ、メモには一度も書いていません。

3回目がなければ、逆のことを書いていた

1回目と2回目だけを見て「AIは理由までは分からない」と結論を出していたら、この記事は間違ったまま公開されていました。3回目で、自分の書こうとしていた結論が壊れたわけです。

手順 ── 自分のメモで明日そのまま試せる

手順。自分のメモで明日そのまま試せる

特別な準備はいりません。手元にメモがあれば、今日のうちに試せます。

  1. 手元のメモを1つのテキストにまとめる
  2. 地名・建物名・番地・電話番号・会社名を検索し、見つけたら削るか伏せる
  3. 同じ指示文で3回(できれば別のAIでも3回)
  4. 出てきた「なぜ」は自分で確かめる

2番は、自分が甘く見て17か所を残したところです。「これは書かない」と書いた注記まで含めて全部拾ってください。検索して見つけただけでは足りません。iPhoneのメモでも買い物の記録でも構いません。自分は14本を一度に渡しました。

指示文はこれをそのまま使ってください。

“`

以下は、自分の経験や考えを記録したメモです。

この中を横断して読み、次の2つだけ答えてください。

  1. 繰り返し出てくるパターンを5つ挙げてください。それぞれ、どのメモに出ているかを示してください。
  2. そのうち「書いた本人が気づいていない可能性が高い」ものはどれですか。なぜそう思うかも書いてください。

要約やまとめはいりません。上の2つだけ答えてください。

“`

いちばん驚いたのは「あなたは価値が分からないものに先に払わない人だ」と言われたところでした。書いた覚えのない話が、14本を横断して出てきたわけです。

手元にメモが溜まっているなら、一度読ませてみてください。自分について書いた覚えのないことを、AIが先に見つけるかもしれません。

  • AIは、自分では気づいていない行動のパターンを見つけられた
  • ただし同じ回でGeminiとChatGPTが1位に挙げた答えは、3回とも別だった
  • AIが付けた「なぜ」は、本人の理由とは違うことがある
  • 渡す前のチェックは甘かった(地名は0件だと思って17か所を残した)

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